目次
●方針
●6/04(土)〜買い物1
・TIPS荷物もち
●6/05(日)〜買い物2
・TIPS欲しいものは…
●6/06(月)
●6/07(火)
●6/08-09(水-木)〜他炊
●6/10(金)〜楽しい裁判
・TIPS沙都子のトラップ講座(初級)
●6/11(土)〜野球
・TIPS沙都子のトラップ講座(中級)
●6/12(日)前半〜打ち上げ
・TIPSサボりマネージャー
●6/12(日)後半〜レナ等と帰宅
・TIPS沙都子のトラップ講座(上級)
・TIPS検死初見コピー
・TIPS東三局
●6/13(月)〜欠席
●6/14-15(火-水)
・TIPS研究ノート
・TIPS大石席のメモ
●6/16(木)前半〜沙都子登校
・TIPS事例31
●6/16(木)後半〜思案
●6/17(金)〜御三家
・TIPS家庭教育のあり方
・TIPS羊飼いはどうして嘘をついたのか?
●6/18(土)@〜沙都子の過去
●6/18(土)A〜昼食
●6/18(土)B〜計画
・TIPS緊急
・TIPSエ2−3第44号
・TIPS主婦撲殺事件担当課御中
●6/19(日)前半〜血祭り
●6/19(日)後半〜鷹野
・TIPS地獄の業火
・TIPS5年目の犠牲者
●6/20(月)@〜虚構
●6/20(月)A〜頭痛
●6/20(月)B〜穴
・TIPS恨み帳?
●6/21(火)前半〜救出
●6/21(火)後半〜拒絶と呪い
●6/22(水)〜雛見沢の死
・TIPS照会要請
●報告書
●お疲れ様会

物語の進行は絆wikiの原作準拠を選択した。




方針
 ・祟殺しのフラグは女(忘れた)が死ぬ(殺される?)こと。つまり、災害はそれが引き金で起こる。何故かや他のフラグを探す。
 ・鷹野の行動をしっかり見ておく。
 ・魅音(詩音?)の(ry。入れ替わりの可能性(わずかに可能性のある3人目も)。判断材料としても。
 ・大石生存の可能性。その後死?
 ・鉄平の死骸の行方。園崎(詩音?)→某井戸。魅音(は例の地下室は知らない前提で)・レナ→ダム跡。大石→不明。自分で捜査するために?監督→不明。圭一を仲間と思う気持ちから?
  *全員に鬼ヶ淵沼の可能性もあるから、固有のものを挙げてみた。可能性順。
 ・監督自殺の理由。他殺の可能性と理由。死んでいない可能性=医師看護士、警察みんなグルで何かを???
 ・災害の人為的な可能性。谷底の圭一に被害が殆ど無い=そこにガスを撒く必要性を感じなかったから。その後圭一が生きていたのは不自然?理由は雛見沢の血が危険だったから?
 ・雛見沢住民は「しろがね」的ななにか?
 ・日常パートも色々メモ取っておく。目標、綿流しの倍w
 ・悟史と圭一のどこが似ているか。言葉遣い、顔、性格、等々を沙都子を通してリサーチ
 ・詩音犯人説浮上(6・16)


(・祟殺しのラストを知っていた。まさに既視感。アニメかと思ったけど、どうもアニメではない。(該当のシーンのかなりの部分がカットされていた)
沙都子に落とされる→たまたま【車の】椅子に落ちて助かる→蝉が死んでる→坂を上って学校へ(アングルも憶えている)→ペプシが何人かトラック→診療所(この辺曖昧)。
気持ち悪いので放置する。)


前回のメモは考察したいところの抜き出しみたいになってたけど、今回は何かありそうなところ、会話も後でチェックできるように多めに抜き出してみた。
中々見難い・公開していいものか・・・だから次からの形式は未定。



6/4
夕方、圭一買い物
梨花ちゃんと遭遇
洗剤を漂白剤、猫缶詰をかごに入れてそれを指摘される
梨花ちゃん小銭を落とすお年寄りが拾って集めて拝む。
富竹ハロー
圭一表情を読まれる
梨花ちゃん戻ってきた、髪が乱れるまでなでるのはいや
「沙都子ちゃんも、梨花ちゃんと同じくらい可愛いのになぁ…」富竹
フグ鍋をご馳走するのです。当たりつきで〜
大判焼き
そして荷物運び



TIPS荷物もち
圭一梨花ちゃんが神社の子だと知る、沙都子の自転車。一緒に住んでるよ
「沙都子の両親は・・・・」
みかん一個もらう
ばいばい



6/5

レナと一緒に魅音の家へ漫画読んだりダラダラ、魅音バイトで漫画借りて帰る。
夕方
親父不機嫌暇つぶし商店街へ。
八百屋で沙都子発見。
かりふらわーいずぶろっこりー?
小銭落とす沙都子、拾わない通行人
沙都子の自転車かご壊れる
「いいからかせって」
「くれぐれも野菜ドロボーしてやろうなんて・・・」
「なーにいってやがる・・・」
「ベー! それならお肉を・・・」
「な、なんですの、ニヤニヤして?!」
沙都子おもちゃ屋ショーウインドウを見る。
「何か、欲しいものでも〜」
自然な笑顔に救われた気がする



TIPS欲しいものは…
「沙都子、誕生日もうすぐだよな?」
「そうでございますわね・・・」
珍しく沈んだ声で、言葉を濁している
「何かプレゼントしてやるよ。」
「そ、そんなお気遣い結構ですわ。誕生日なんて毎年やってくるものでございますし」
「何言ってんだ、めでたいに決まってるだろ。遠慮せず受け取れ、来年俺のときにもよろしく」
馴れ合い



6/6
鬼隠しの焼きまわし

夕方、ラーメン



6/7
放課後
沙都子といつものやり取り
「おじさん、今日バイトに行かなきゃ」
じゃあ帰ろう
「ん、わかった。ごめんねみんな」



6/8
抜き

6/9
お昼
「うちで昨日、村長たちが酒盛りしててさ。それで残り物を〜」
「魅ぃちゃんはずっと几帳面で丁寧な人なんだよ!」
レナの〜梨花ちゃんの弁当は〜
肉のおすそ分け
あぁぁあああ!
自炊他人事じゃない!
「仕事で東京行ってくる。何日か」
超緊急事態!!
「以前のカレーパーティーで見事なカレーを〜」
「カレーなんてじゃんくf」
知恵先生到来
「沙都子のした料理はなんだ?!レナのカレーにしおを魅音のゴハンに〜俺の鍋を〜」
「むがー」
「ぶろっこりー」
弁当対決!!!
圭一後は野となれ山となれ
「自らを窮地に追い込む事で死力を振り絞ろうとは。男だねぇ」


下校
よわよわ圭一
レナの励まし
「どんなに頑張っても無理なら電話してもいいからね」
「リアリィ?」
「ちゃんとがんばったら、だよ?」
沙都子いずベターゆー
ゆーあー厳しい
「レナはかわいいだけじゃないんだよ?だよ?あははは」
(魅音はバイト?)



圭一台所を破壊する。
沙都子梨花ちゃん不法侵入、圭一の放火をとめた。
「みぎゃあああ!!私は沙都子より料理のへたっぴなダメダメ男でございましたー!すいませんでしたーー!うがぁあ!」
梨花ちゃんむっちゃうれしそう
沙都子はすすむよ台所へ
不機嫌?
「沙都子は見返しに来たのですよ。」
「沙都子は失敗したくないから真剣なだけなのです。」
「お味噌は〜〜」
「ぎゃぎゃ!すいませんん!!」
「もうすぐご飯なのです。圭一の家でご飯なのです。にぱ〜☆」
「沙都子は不機嫌じゃないです。久しぶりに、とても楽しそうなのですよ。」
「…沙都子がにーにーと一緒だった頃みたいです。」
悟史?聞いたことあるような、ないような。
大人しくて少し頼りない兄を口やかましく支える沙都子。そんな関係だったそうだ。
今日はそうありたいと思った
「完全に敗北だ」
「をっほっほ!少しは見直しまして?〜」
「おみそれいたしやしたー」
「〜美味いよ」
「褒められるのは光栄ですけど、そんなに立派ではありませんのよ。」
「おかずはお惣菜屋さん〜ご飯とお味噌汁だけなんですのよ。」
「そんなことないよ〜」
「御代わりいります?〜」
「…こうしてご飯を食べていると、悟史と一緒にご飯を食べてるみたいで楽しいのです」
「あんなに生活力のない人に家出なんて甲斐性があったなんてびっくりでございますけど。まぁそのうち、音をあげてひょっこり帰ってくるに決まってますわ。」
「…悟史はああ見えてもとても我慢強いひとですよ。」
「梨花はすぐ、にーにーの肩を持ちますのね。〜」
「沙都子はにーにーに〜帰ってきたらもっとやさしくしてあげたほうがよいのです。」
沙都子の頭をわしわしと・・・
「〜お前がこんなにしっかりものだなんて思わなかった。」
「何だか…ば、ばかにされてるような…」
「〜バカにしてる時は梨花ちゃんも一緒に撫でるからな。」
「沙都子はにーにーに会いたいか?」
その様子だけで伝わってくる。
本当なら、すぐにでも帰ってきてほしい。
・・・だけど、自分はそんなに弱くないから。悟史の気が済むまで好きにしたらいい。
その代わり、帰ってきたらみっちりとお小言を聞かせる。…それから夕食を共にして、布団を敷いてやるんだ。
「会いたいか、と言われれば、もちろん会いたいに決まってますわね。もうすぐで一年になりますもの。」
いい加減早く帰ってきてやれよ。
「圭一さんって見かけと違ってずいぶんと頼りない方でございますからね!」
見送りは不要DA!
「沙都子が来なかったら今頃圭一はぐーぐーでにゃーにゃーだったのです」
「来てよかったですわ」
「今日の圭一は百点満点でした。」
「たまに。これからも沙都子のお小言に付き合ってあげて欲しいのですよ」
「今日の圭一は、悟史にそっくりだったのです。」
「これで、ボクも心の荷がひとつ下りましたのですよ」



6/10
ザ・弁当対決
圭一に夕飯を作らせる発破みたいなもの・・・
だが
空気の読めない魅音全開!!
おせちがごときその弁当!!!
いと強強し
レナは二色のそぼろ弁当だぁあ!
おかずも丁寧でさりげない手間が美しい!
二人の弁当は・・・
精一杯がんばりましたですよ
美しくも無いが、精一杯の気持ちがある!
が、それは富田あーんど岡村ずまざーのちから!!
「これは圭一さんに学ばせてもらった技ですのよ?」
「えぇーい、やけだ!」
「がんばりわかるよ」
「くっくっくっく!」
出た空気読めない魅音
沙都子も乗る事は乗る
冨田岡村も加わり貶される弁当・・・・!
「・・・ちょっと待ってもらおうか」

たのしいさいばん

今日のビリは古手梨花!!
梨花ちゃん圭一を撫でる
つまり・・・?!
レナは気づいてた、圭一が作ってない事を。火傷を見せたときに。
「梨花だけに行かせられませんわ。地獄の底までお付き合いしましてよ。」
「・・・ね? 本当に沙都子はお馬鹿さんなのですよ」
「魅音!俺も白状するぜ!」
ああ、
「死ぬときゃ、みんな一緒だぜ? 誰も一人でなんか死なせない!」

「やーいカレー独身貴族!にんにく臭いぞー!」

楽しい沙都子

なぁ、前原圭一。
いつか終わる平穏なんて寂しい考えはやめようじゃないか。
…いつか終わるなら、終わった時にまた考えればいい。
でもひとつ言えることがある。
俺がこうして微笑みかけている限り、沙都子から笑顔が絶えることはないだろう。
…だから、俺がこうしている限り、絶対に子の平穏が終わったりなどしないのだ。
…悟史だって、きっといつの日にか帰ってきてくれるだろう。
だがそれは、俺が期待するよりもずっと未来の事かもしれない・・・。
その日まで、…俺がしっかり務めてやればいいじゃないか。
俺が実の兄じゃないから悟史にはなれない、なんて・・・ただの逃げ口上だ。
俺さえ逃げなければ。…きっと沙都子はいつまでも上機嫌に、ぶつぶつと小言を言いながら楽しく暮らせるんだ。

「明日の昼か夜には帰れると思うから」
あっけない平穏のおわり
だが、努力できるのだ。
「えぇい沙都子、ごちゃごちゃ言うな!…えっと、」
「…にーにー」
「今の言い方、・・・全然違うけど、・・・どこか雰囲気が似てましたもので、つい」
・・・・
「本当にどこまでもにーにーに似てますのね。」
「・・・梨花ですの?」
「梨花って私には変に気を遣うんですの。私はそんなに気にしていないのに。」
それは嘘だ、あんなに幸せそうに過ごしたのだから。



TIPS沙都子のトラップ講座(初級)
裏山の話
沙都子、梨花ちゃんは庭同然だぜぇ
罠の庭さ



6/11
魅音だけ置いてけぼりな会話とか

圭一の親が同人作家だった事が判明して、いざ野球対決へ。
ゴルフクラブで大暴れで梨花ちゃんに撫でられる。
9回ツーアウト一人置いて沙都子がバッター
=凶悪な罠w
圭一の力、それは巧みな話術だけでなく世界を味方にする。そんなところがあったりなかったりw
食い放題・・・ゴクリ
後に、エンジェルモートのデザート食べ放題デーに出入り禁止を食らうまでになる伝説の男が誕生した瞬間であった・・・。
彼は後の伝記でこの日の出会いを運命の日とまで呼ぶにいたる。
「俺のことはKとYOBE」
手加減して投げたボールで逆点ホームラン
「ワナはひとつ。それも最後の最後で、本当にさりげないくらいで充分なんでしてよ。をーっほっほっほっほ!」
監督は沙都子がうまい事を知らない



TIPS沙都子のトラップ講座(中級)
冨田岡村トラップにはまるの話
二人は体育倉庫へ、扉のワナに岡村が気づく。
そして裏の窓へ。
ぼふーん
トラップの第一歩は相手の観察
行動パターンを読む
そうすれば必要最低限の仕掛けで最大の効果が狙える
しかし、ある日突然、いつもと違う癖やいつもと違うパターンになってしまったら、掛からなくなってしまう。
クールに勝負を見切るんだ・・・



6/12
バーべキュおん古手神社
「以前ここで弁当を食ったときを思い出せ。俺と沙都子の致命的リーチ差で、今回も圧倒してやるぜー」
「あの後、亀田くんと一緒にケーキを食べに行ったんだよね?」
監督、沙都子ラブリー
「沙都子ちゃんのお兄さんは、どちらかと言うと大人しい文系のタイプでした。きっと沙都子〜」
「彼も雛見沢ファイターズで活躍してたんですよ。〜転校してしまいましてね」
レナも転校した、なんて言っていたような気がする。

〜3年前
沙都子の両親
雨上がりの、自然公園の遊歩道を家族で散歩した。ちょっとした展望台。その柵の金具は老朽化し、昨日までの大雨で何かが緩んでいたのかもしれない。川は濁流となっていた。

法律で養子にできない。
「約束しましょう。絶対に、・・・沙都子を泣かせたりしない」
詩音乱入
ぷりちー
先日、町で会って、魅音と勘違いしとんでもない目に遭わされた。
雛見沢ファイターズのマネージャー詩音丸一年サボり
「昔みたいに応援に来てくれませんかねぇ・・・」
「圭ちゃんが移籍するなら考えるかも、カッコイイ男の子〜」
魅音乱入
圭一を引き寄せる
レナ乱入
「レナさんまだ一回しか会ってないのに〜光栄です」
みんな修羅場w
れっつ部活タイム!
圭一、沙都子・梨花に裏切られ爆死
とほほ
プレート洗い、詩音がスポンジ等を用意してくれる
「きっと、運動神経は妹に全部とられちゃったに違いないですね」
悟史の話題
悟史がいなくなった訳を聞く
「私にそんなこと、わかるわけ無いじゃないですかっ!!!」どうしてもわからないんです。ダメなんです。(何が?)
「それにこのままじゃ、沙都子だって・・・」(by詩音)
ー別ルート
「転校?誰がそんなこと〜」
「だれですか。」

沙都子むがーで魅音勝利
「転ばせてフキフキさせますです」
去年の魅音は弱かった。



TIPSサボりマネージャー
バーべキュー後
詩音と監督
スクーターで来たよー
「悟史くんだけ、いない。…とおっしゃりたいのですか」
詩音あわあわ



レナ・魅音と共に帰宅
悟史は本当に転校したのか?
そうではない(魅音)
「帰ってこないの」
じゃあどこへ
「知らない」
いなくなった日に貯金を下ろした。
名古屋駅で悟史をみた人がいる。
「私はそんなの嘘だと思う。」
「だってこれはオヤシロさまの祟りだもの」
悟史が言った
誰かに見張られている。後を付けられている。家の中にまで付いてくる。寝るとき、枕元にたって見下ろしてる。
レナ鷹の目
悟史は謝らなかったからオヤシロさまの祟りにあった
魅音引っ叩く
「いい加減にしろって言ってるでしょッ?!温和な私でも仕舞いにゃ怒るよ!」
漫画かりるお
「圭一くんも、あまりお邪魔しすぎないようにね。もう夕方だから」
悟史の事はあまり触れない方がいい話だから。
家出じゃないんだろ?
北条はダムの誘致派リーダーお金が欲しかった。
沙都子にとって愉快な話じゃない
レナの前でも悟史の話は慎むように。
どういうわけかオヤシロさまの祟りは笑い事で済まない。転校してきたときから。
レナはオヤシロさまの祟りにあった。
魅音は被害妄想過剰な何かの思い込みと思ってる。茶化すと、かなり怒る。怒るとかなり怖い。

今日の不注意がきっかけで、楽しい毎日が終わってなんかたまるものか。



TIPS沙都子のトラップ講座(上級)
監督がトラップの餌食に
監督超人妄想で難なくメイド
沙都子はかわいいトラップ使い
裏山改造圭一と一緒



TIPS検死初見コピー
ほぼ間違いなく間宮リナ(本名律子)は園崎地下の例の拷問具で殺されている。
大石が資料を必要としている



TIPS東三局
マージャンしつつ
北条鉄平は間宮リナのヒモだった。今(日時不明)は探し回っている。



6/13
悪い夢や縁起でもない夢をいくつもいくつも、代わる代わる見た。微塵も思い出せない
レナ魅音いつも通り
梨花ちゃん遅刻。
「沙都子はちょっとおくれるかもしれないのです」

明日が楽しくなるって自信がもてるか?
最近不安だったんだ。突然真っ暗になってしまうような。
「レナもわかるよ。私たちいい事ばかり続かないって、ずーっと教えられてきたから。
楽しい事の裏側を時々恐れるよね。ちょっぴりかなしい。
でも、そのお陰で、私たちは楽しい毎日がずーっと続くように、努力することを覚えたんだよ。」
「大災害を圭一くんだけ生き残ったらどう思う?」
「胸が張り裂けるだろうな、そして泣く」
「今日と同じ明日が訪れると信じきってるから、今日できることを明日に送る。今日してやれるやさしさを、明日に送ってしまう。」
レナは実践してる
レナは知ってる楽しい毎日が一日を境に終わってしまう事を。
5つの弁当箱、沙都子の弁当もあった。
レナいい子だよ。
知恵先生が授業中、含み笑いを教科書で隠したときが次のテスト範囲DA
2回のあまどいにボールが引っかかった
魅音居眠りの権利持って無いし負けた
大石登場
コイツはいてはいけない奴
嫌悪感
昨日までと違う今日になるから。
「北条沙都子さんをよんで来てもらえませんか?」
嫌な臭いがする
後輩の女の子何人かに呼びかける
沙都子休みと知ると不機嫌になった。悪意のある。
大石圭一の名前を知り父親の仕事(同人作家?)母親の学歴、ウワサ、町内会の会合に最初の一回しか出ていないことを知っていた。
「こういう土地ではね、敵は作らないほうが絶対にいいですよ?さもないと…思わぬところで不利益を受けるかもしれません。妙なところで〜」
監督登場
「先生のところにも後でお伺い〜いつもお忙しいとかで〜」
「令状をお持ちになってください」
とにかく保健室へ
「私に限って、傷が残るようなマネするわけないじゃないですか」
「署長に直接講義します。」
乱暴者で村中に嫌われている
監督は学校の中を知っている先生と認識もある
たびたび沙都子のところに大石は来ていた?
「〜とてもつらい生活だったと聞き及んでいます」
土気色の顔をして、ただ日陰でボーっとしているだけの彼女など、想像もつかないでしょう。
オヤシロさまの祟りを恐れ逃げ出した、聞いた話では、興宮辺りの昵懇(じっこん)な仲の女性宅に転がり込んでるとか。」
雛見沢では大石のことをオヤシロさまの…
みんな登場
魅音富田等を怒鳴る
「ちっくしょう!!大石のヤツ!」
智恵先生に用事があったと監督。
おどける。
『オヤシロさまの使い』だよ。
雛見沢連続殺人のことをちゃんと聞く(以前魅音か誰かからきいた)
被害者達は大石から執拗な詰問を受けている。
監督沙都子欠席を知らなかった



6/14
6/15
省略
梨花ちゃんは沙都子の弁当を持ってきていた。



TIPS研究ノート
北条家について
オヤシロ犠牲者の半数が北条性
北条家はダム推進計画の手先として槍玉となった。反ダムのためのスケープゴート
鉄平、沙都子を観察する価値は充分にある。



TIPS大石席のメモ
大石メモ
四課の重春課長から電話。
リナはS号がらみ。
裏は確認中、園崎の金を数十の架空口座に1億近く送金。
背後に3〜4人の男、数千万引き出し蒸発。
聞き出すために拷問され見せしめのために惨殺か。
蒸発した奴等は凄腕に追跡されているらしい。
マルボウに匿わない様回状を回している。
鉄平はよくわからん。



6/16本編開始
これで3日目(ズレ)
梨花ちゃんは日向ぼっこの猫のようなおっとりとした雰囲気を持っているが、こうと決めたことは、信じられないくらい頑固に曲げない性格らしい。
魅音はむっつりと黙り込み、どことなく不機嫌そうに〜
冨田岡村校舎裏へ、
「うちのおばあちゃんの話だと、昨日の昼に、豆腐を買いに来たらしいです」
怪我病気ではない。
絹ごし豆腐を買っていった、いつも梨花と沙都子は木綿豆腐しか買わなかった。
叔父が帰ってきたらしい
沙都子登場
「〜心配性なんですから・・・」
どことなく頼りない笑顔、何となく血色も悪い。
弱々しく熱があるかのように顔が赤く、目もどこか、焦点がぼやけているようだ。
レナは違和感に気づいている様子、魅音はそのまま、梨花ちゃんは飛びっきりの笑顔
レナ魅音に冨田岡村の話を話す。
魅音は叔父のことは初日から知っていた。
無理やり家事をさせられてるって言う噂・・・
「・・・・・・去年みたいに?」
沙都子が重宝して大事にされてるんじゃ?
「いい加減なことは言わない方がいいよ」
「一年前とはまるで状況が違うの」
「悟史くんがいない」
「悟史はすごく妹思いのいい兄。盾になってくれてた」

「久しぶりに大部活で盛り上がろうじゃないの」
「さあ、何のゲームにする?」
「ありがたいですけど・・・お気持ちだけで結構ですわ。いろいろ、しなければ〜」
「敵前逃亡は罰ゲームって〜」
「次に戦う時は、でっかいワナに〜」
ぱたぱた・・・
去年は夫婦喧嘩のとばっちりみたいなのが殆どたったから、部活で家にいる時間を極力減らすのもひとつの手だった
通報し、立証するにはリスクがある
一昨年の冬、興宮の相談所に通報。すぐに職員の人が悟史、沙都子と叔父夫婦に事情聴取した。
結果は「様子見」
しばらくは決まった日に担当の職員が訪問、目立つ行動はしなくなった。
だが、叔母が特にねちっこくて相当いやらしいことをしていた。沙都子は最後の方は呼吸するだけのボロ人形みたいだった。
「あれは、失敗だった。」
梨花ちゃんは何故一人でく暮らせる?
「実は村長さん家の子供になってるからなのです」
じゃあ、村長に!監督に!
圭一、沙都子をペットみたいに考えるな。
じゃあ魅音!お前はどうだ!!!
圭一、少し黙れ。まじで。
「わたし、雛見沢に立派な豪邸建てて住んでる人、知ってるよ。」
レナ・・・・
「無力なんだよ。私たちは」

富田たちから聞いた沙都子の家へ
・・・・何もする事が無い
監督車登場
沙都子同乗
ふらつく足取り気だるそうな表情と力のない瞳
自転車を取り出す監督。
叔父登場
ドア開けっ放しで出たよな
「ごめんなさいごめんなさい・・・」
椿リーチ
沙都子の手のひらが異常なほど火照っていた。
圭一うなる。監督止める
「今、圭一さんが本当のにーにーみたいに見えました。私の本当のにーにーはいなくなってしまったけど。私には圭一さんというにーにーがいてくれる」
「悟史みたいに逃げたりしない!見捨てない!」
圭一、この残酷鬼畜め、
沙都子、鬼畜をにーにーと呼ぶ
悟史の貯金の理由は沙都子に大きなぬいぐるみを買ってやること。いろいろバイトしてたらしい。
その資金で東京の方に行ったんではないか。
「置いていかれた沙都子ちゃんも、同じ考えに至ったんです…」
悟史がいつ帰ってきてもいいように、一人で何でもできるよう努力した結果。涙ぐましい努力の。
悟史の失踪は沙都子の誕生日。
「あなたがにーにーと認めてもらえて嬉しかったです」
それぞれできる事を全うしましょう。
沙都子ちゃんはそういう仕打ちに耐えるのを試練だと考えているかもしれません。
悟史に迷惑をかけたから、彼は帰ってこない。だから沙都子は誰の手も借りずにこの試練を乗り切れば、きっと悟史が帰ってくると信じている。
監督も結局は様子見だった。
「俺は本当に沙都子が危ないと感じたら、誰の意思も聞かずに行動します。その結果、沙都子は不快な思いをして、俺を恨むことがあるかもしれないけど。最終的にはそれが沙都子の幸せにつながると信じます。
沙都子は俺の仲間で、俺は沙都子のにーにーだから。」
監督誓いを思い出せなかった、が、さっき泣かせた圭一に言う資格無し。
「前原屋敷が前原さんのお家だったんですね」



TIPS事例31
56年12月1日
事例31(11月20日)
沙都子の件
興宮の生活相談所に匿名での電話
前任和田
エ2−3の44号田中主査が詳しい



シャワーを浴び2階の自室にこもる。
沙都子について考える。
他との差別化(自分はただ様子見しているのではない)を考える。
仲間との言い合いを思い出す
実際、沙都子を置いておく部屋はいくつもある。客室、物置(にしている部屋)
問題は食事、朝夜は母を頼らざるを得ない。
食費は俺が負担する?
魅音やレナに負担を頼むべきだ、が、当てにはしない。基本的に俺一人で助ける。やり遂げるんだ!
風呂場洗濯などの要素。
もっと金が要る。
いや違う。説得しなければ。→でも、無理ですよね。
俺一人の決意じゃ何も救えないんだ。
「そんなにも子供って無力なのかよ?」
想いでは誰にも負けないと思っていた。
両親に断らなくて、隠れ住まえばいいのだ。
俺の部屋には外からつたって直接出入りできる。
沙都子なら容易。
まずは味方から騙す、、、なんて話もあるよな。
俺がいるときは気にしない。問題は日中、学校は行かない方が良いだろう。(勉強なら教えられるぞ!)
あれあれ?お昼ご飯はどうしよう?俺の弁当置いていけば良いじゃん!
朝夜は?
朝は抜いてもらって、夜は試しに部屋に持って行ってみよう。
二人掛りで駄目だしかよ?!
でも、手品みたいな方法がきっとある。例え今日思いつかなくても。
ためしに押入れに入ってみよう、あれ?ガタガタ音がするし、開けられたら困るな。
トイレどうしよう?
考えれば考えるほど矛盾し破綻する。
時計を見ると午前3時半。
このまま寝ると、魅音や監督と同じになってしまう。
明日みんなに提案してみよう。



6/17
10時前、完全に遅刻。
両親はいない。
一度起こされたが寝なおしてしまい、圭一がもう登校したと思って両親は出かけたのだろう。
食堂に残された食事が一人分
コップにぬるい牛乳。
あまり、登校する気にならない。
何も思いついてないから。
レナの家のそばを通りダム現場のそばを通る。
ダム現場にはレナに連れられて何度か来たことがある。
富竹登場(音楽が明るい)
by自転車
「古手神社って、ここからどう行けばいいのか教えてもらえないかい?マップを宿においてきた」
遠回りできるし連れて行ってあげるよ。
「〜天気予報だと寒冷前線が近づいてるって言ってたけど、まだ大丈夫みたいだね。」
「明日は遠出するつもりだったけど〜」
道中富竹は雛見沢がすばらしい自然かを説明してくれた。
富竹は自転車を脇に止め石段を早足に登った
鷹野登場
圭一の名前を知っていた。
圭一は知らない。
バッグと一緒にカメラも持っていた。
「素人の私にジロウさんがやさしく手ほどきをして下さるだけなのよ?」
「鷹野さんは飲み込みが早くて、僕の指導なんかなくても、実に自由に撮影をこなすよ!」
綿流しの話題へ
「二度あることは〜」
「ちゃんとお参りしてお賽銭を入れてる!僕じゃないことは確かだよ」
「近年のオヤシロさまは異邦人には特に厳しいって話よ?引っ越してきた〜」
沙都子の叔父は順番じゃないですか
「面白い説ね〜可能性は否めないわねぇ」
「オヤシロさまの祟りは私のライフワークだし。」
「その叔父さんを殺したくて仕方がないみたいねぇ。」
サンタクロースの正体は?〜パパよ
「〜全ての現象は人間で説明できるはずです。」
「オヤシロさまの祟りの正体は〜?」
鷹野は祟りを雛見沢の村人が何かの儀式に基づいて行っている人為的殺人でないかと見ている。
「私は、それに至る教義や思想、文化を民俗学的見地から研究する事がライフワークなの。誰が犯人かには興味が無い。」
鬼が淵の昔話、富竹が切る(圭一が面食らってる)
「誰が祟りを決めているのか教えてください」
「3つ誓ってもらうわ。私が何を教えても後悔しない。口外しない。私が言ったなんて絶対言わない」

沙都子電話アリ。風邪。
レナ圭一発見、魅音梨花ちゃん出てくる。
魅音理由をちょっとしつこくたずねる。
「・・・・圭一くんだけじゃないよ。・・・みんな、・・・辛いよ・・・」
「圭ちゃん、今日遅刻したよね?・・・沙都子が今日欠席した事とは関係ある?」(魅音冴えてる?)
沙都子をかくまったかもしれないと本気で思った。
知恵先生登場
先生も何だか複雑な目で見ていた。
魅音と圭一呼び出し。
沙都子関連と思う。
統一見解を出しておこう。
「沙都子がどうしてあんなに〜知っている」
「〜兄が逃げて〜」
「誰に・・・・・・・・聞いたのかな?」
「監督、か」
昨日沙都子の家で見たこと考えた事を話した。(実際は殆ど監督の話)
「圭一に、任せますです」
魅音は少し躊躇した、レナは強く頷いた。
校長研修直帰
応接室?へ
魅音は下を向いて黙っていた
圭一質問する、知恵先生は噂が本当ならどうするつもりか、と。
家庭訪問します。事実が確認できると、興宮の生活相談所へ通報します。
知恵先生はいい先生だ
「いいの、圭ちゃん?・・・本当に、大丈夫かな」
校長に連絡
圭一先生を威嚇
「絶対だぞ・・・・」

「圭一くんはやれる事をやったよ」
「俺が本当にやる気なら昨日のうちに沙都子を・・・」
授業はほぼ自習、電話なりまくり。
もうひとつ頼む価値のある場所がある。
「あ、魅音、今日さ、お前のうちに寄ってもいいか。〜」
魅音は真意にすぐ気づいた。
魅音「お手伝いさんが〜」
睨むと魅音は謝った。
魅音って、こんなにも謝るヤツだったっけ?
それとも、最近の俺はそんなに険しい〜
「〜・・・・鬼ケ淵村御三家の今や筆頭家、その次期頭首の園崎魅音に話がある。」
「私についてあることないこと知ってそうだね」
「話す前に釘を刺すよ。・・・・・・・とにかく圭ちゃんは大きな勘違いをしてる。だからできるなら私は圭ちゃんの話も聞きたくない。聞いても、何もかなえてあげられ無いからね。でも、話すことで圭ちゃんの肩が少しでも軽くなるなら聞くよ。」
おやしろさまの祟りってあるよな。
正体不明〜全体で見れば連続怪死・失踪事件。
共通するのは、必ず村の仇敵が標的に選ばれること。
今年の祟りの犠牲者ってもう決まってるのか?
魅音は達観したような、憐れむような、・・・これまでに一度も見せた事の無いような表情をしていた。
もしも、今年の祟りが、沙都子の叔父じゃなかったら、変えてくれ。
第一1年逃げてたからオヤシロ様の祟りもろに確定じゃないのかよ
「〜通称『オヤシロ様の祟り』は、園崎家が主導で御三家が起こしている村ぐるみの事件だ、・・・でしょ?」
園崎の主導なら主犯格は私ってことだよね?
「たとえ魅音が殺人犯だって、俺の親友であることには何の関係ないじゃないか!!警察に追われたら助けてやる!お前のアリバイを作ってやるし、逃走だって助けてやる!仲間で親友だからだ!!」
「最初からいってる通り。圭ちゃんは大きな勘違いをしてる。オヤシロ様の祟りはオヤシロ様の祟り、たとえ人間の起こした事件であったにせよ、それは園崎家とは、ましてや私とは何の関係もないよ。」
私はただの園崎魅音。
「三四さんかな。圭ちゃんにそんな話を吹き込んだのは。あの人雛見沢をいい感じに誤解してるからなぁ。〜圭ちゃんを感化するのは、いただけないなぁ。やれやれ。これだからよそ者は」
魅音家これから綿流しの打ち合わせ。



TIPS家庭教育のあり方
社会学的な?
効果としては、沙都子の幼児期の教育の良悪?
結果論としての良か現実としての悪を問うのかは不明。



TIPS羊飼いはどうして嘘をついたのか?
狼と羊飼いは嘘をつくと信頼を失うという教訓があるが、村人視点から見れば、隠された教訓として備えあれば憂いなしがあったのかもしれない。
効果としては52年の沙都子の通報の対応の批判、今回のも?かな。


なお、この二つのTIPSは原作には無い。



6/18
「〜昨日はおばさまには先に行ったって言われるし、学校には来てないし。途中で〜」
魅音眠そう
「打ち合わせなんて名ばかりの宴会だよ。」
今日の午後は手伝い少なくとも魅音は
魅音の叔母が雛見沢地区の民生委員

沙都子登校している
「呼んだのはどなたですの?〜」
先生だ
「私も叔父様もとんだ迷惑でしたのよ。急にあんなに人に押しかけられて、」
風邪が治ったから学校に来ただけのことですのよ。
梨花ちゃんに引っ張られて廊下へ。
「梨花ちゃん、あれは・・・どういうことだよ?!」
「沙都子は、・・・・・・・何でもないと言って、追い返してしまいました」
「馬鹿野郎!!」
「実はこれが3回目なのです。過去にも2回あったのです。」
沙都子の死んだお父さんは本当のお父さんではない。
沙都子の母は再婚、沙都子と悟史は母の連れ子
悟史は言う事を聞くいい子で新しい父にもすぐに受け入れられ可愛がられた。
沙都子は反抗的で嘘吐きで悪戯ばかりで。義父には全然好かれなかった。
叔父夫婦に預けられる以前もあまり良好な家族関係ではなかったのです。
沙都子にも問題があるとききました。(知恵先生)
沙都子の母は内縁の夫と同棲する事が何度かあった。沙都子は幼少時から少なくとも2〜3人はお父さんと呼ばなければならない男との生活を強要されてきた。
いつの頃から、沙都子のいたずらがエスカレートするようになった。食事をわざとこぼす、ひっくり返す、投げつける。近所の窓ガラスを割る、お菓子の万引き。
画鋲やらをばら撒いたり、大怪我するようなワナを仕掛けたり。今のような笑い事で済むものではなく。
そしてすぐばれるような嘘を平気で吐き、・・・そのたびに怒られた。でも一向にそれらを改めようとしなかった。
「これは幼い沙都子ちゃんが母親を知らない男に取られまいと取った、自衛的な行為なの。」
沙都子は嘘を吐くかもしれないから慎重に。だから様子を見ろ。
「・・・・・・・・・狼と羊飼いさんなのです。」
「沙都子のことを可哀想な子なんて思わないで下さいです」
「沙都子は、しっかり生きていますです。…沙都子は、」
「・・・・・・沙都子はまだ頑張っています。もうすこし、見守ってあげましょうです・・・。相談所の人が、今後も定期的に訪問すると言っているのです。大変なことになったら、すぐに助けてくれますよ・・・」

お昼
はうはう
レナにお嫁はNGわーど
魅音の弁当
昨夜のおかずの詰め合わせ。煮物大根
大根の奪い合いショートレンジでは沙都子の勝利。
これ以上ない笑顔で嬉しそうにもごもごと頬張っていた。(幻覚来てる。実際は沙都子ナデナデ)
これなでに何度もそうしてきたように、頭を鷲掴みにして、わしわしと撫でてやる…。
圭一腕を叩かれる。
沙都子、突然頭に吹き出物でもできて痒くなったかのように・・・バリバリと頭を掻き毟っていた。いつの間にかうっすらとした汗を全身にかいて、呼吸を乱していた。
頭を撫でたら、嫌がった?
「お前、頭撫でられるの嫌いだったっけ?」
もう一度そうっと手のひらをかざして沙都子の頭に近づける。頭に手が触れたとき。感電したかのような衝撃が起こって、沙都子が吠え猛った。
嫌嫌嫌嫌・・・・・
俺の腕を両手で掴み・・・まるで絡み付こうとする蛇を放り投げるかのように、汚らわしいものを投げ捨てるかのように・・・乱暴に投げた。
椅子ごとひっくり返った。
沙都子は断末魔みたいな唸り声をあげながらよろよろと、遠ざかる。
吐く。
「大丈夫かよ沙都子」→「いやあああ」
両手で思い切り突き飛ばされる。
両手で頭をかばうような仕草をして唸りながら何歩か後退る。それから両手をぶんぶん振り回す。
「やめなよ沙都子!あ、あんたどうしちゃったの?!」
「ひいい」
「あ、・・・・・・・・・・ぁ・・・・あ・・・・ご、ごめんなさい・・・」
緊張の糸が緩んだ、今の自分の行為が恐ろしくなったのか、カタカタと震えながら謝罪の言葉を口にした。
とりあえず俺が代表で返事するつもりだった。
「い、いや・・・そっちこそ、・・・大丈夫か・・・?」→嫌嫌嫌嫌
「ご、ごめんなさいごめんなさい〜」
自らの両肩を抱きながら後ろへ、後ろへ。掃除用具入れロッカーにぶつかる。それにすら短い悲鳴。
ロッカーの上のバケツが落ち大きな音を立てるとこれ以上なく怖がらせた。飛び跳ねるぐらい驚きカーテンの束に飛びつく。
「ごめんなさい、ごめんなさい。私じゃないです私じゃないです」
立ち上がった俺はみんなの輪から一歩出て、歩み寄る。
「何があったんだ?」
「私知らないです私知らないですもう嫌ですやめてください許して」
「落ち着けよ。沙都子、俺がわかるか?」
「もうやだもうやだやですやです」
俺が一歩近付く度に、カーテンの束をきつく抱いて泣き叫ぶ。
「俺だよ圭一だ。お前に危害なんか加えない」「いやあああああ」
「だから落ち着けって!大丈夫だ、俺はお前の味方だって」
「助けて助けて、怖いのやだ痛いのやだ、わああああん」
レナに後ろに引っ張り戻される。
「ごめん圭一くん、圭一くんはちょっと後ろに行ってて!!」
「大丈夫だよ沙都子ちゃん、もう怖いことなんかないよ!ほら安心して」
「やだやだやだもうやだあんなの〜にーにー・・・にーにー」
「助けて助けてにーにー助けてよぉお」
魅音歯をギリギリ両目から涙。
「〜昨日で全部終わったんじゃないのか?今日からまた元の生活に戻っていくんじゃないのか?魅音っ、、」
レナ清掃用具入れを蹴り倒した。
そして沙都子の背中を抱いて噛み殺すように、一緒に泣いた。
「レナ、どうした」
「ごめん。圭一くんちょっと黙ってて。」
「今のなんだよ。どうしたんだよ! 沙都子から何か聞いたのか?〜」
「うっさいなぁああぁッ!!黙ってろって言ってんでしょおおぉッ!!!」
敵意をむき出しにした感情の塊。
レナにとって、一時の激情の咆哮に過ぎなかったわけだが俺にはそれ以上があった。
「やだやだやだ」
「許して、何もできなかった私たちを許して」
「うわぁああnにーにーにーにーにーにー」
頭の後ろの血管が急に灰になっていくような感覚を味わう。視界が遠のき、灰色混じりになって、世界が色彩を失う。
誰のせい?俺、いや、俺たちだ。
がくりと膝を突く。魅音や梨花ちゃんもそうしているように。
知恵先生登場
その瞬間沙都子はカーテンでごしごしと顔を拭くと、何事もなかったような笑顔を浮かべたからだ。
「ほほほほほ!レナさんと喧嘩になってしまっただけですのよ。お弁当を巡ってちょっぴり大暴れなんですの。」
レナ力なく頷く。
「ちょっと悪ふざけをしただけ、なんですのよ?皆さん、度肝を抜かれすぎですわね。をっほっほっほ・・・・」
「私たちが・・無力だから・・」
何度も俺を苛んできたあの一言を魅音が言った。
全身が急に冷静さを取り戻す。ずーっと嘘のように感情の波が薄れていく。
世界の色彩がぐるりと反転する視界がぐっと広がる。頭がぐんと冴え渡り、頭の中の面積がこの教室をはるかに越えて広がりを得たことを実感した。
その時、俺という塊は間違いなく、頭なんてちっぽけな器の中にじゃなく、それよりもう少し上方に浮き上がっていた。
それは不思議な開放感だ。〜今までに一度も感じたことのない、不思議な感覚。奇妙な爽快感。そんな研ぎ澄まされた精神が俺を超越する。
ナイフより鋭利になった心が・・・悲しみに押しつぶされる事に時間を費やす事を、瞬時に時間の浪費だと判断した。
脳内から不要情報を削除。感情を廃斥。
「魅音。お前は呪ってろ。自分の無力さをいつまでも」
最優先課題はこれ以上の悪化を阻止、不幸の連鎖を断ち切ることだ。沙都子の叔父の抹殺。
方法:古今東西なんでも付加条件があるとすれば俺が捕まらないことが望ましい。刺し違えるつもりならわずか1500秒以内に遂行できるのだ。
〜圭一暴走〜
うおぉおおおお!
「圭一くん大丈夫?」
レナと魅音と梨花ちゃんが俺を介抱していた
急に倒れて唸っていた
「うるさい。黄色い声で話しかけるな」
仲間達が後退る
「何だよ」
「い、今の圭一くんの声?」
当たり前だろ
「今、一瞬、圭一くん、その、すごい目だった」
光の角度でそう見えたんだろ
「見間違いじゃないよ。・・・・・・あんな目、初めて見た」
「前原圭一くんだよね?」

魅音たちに綿流しの準備に誘われたが、断った。
シャワータイム
母に推理小説の中で一番良くできてる完全犯罪を聞いた。「本当に完全なトリックだったら名探偵に解く余地が無いじゃない」
昔、自分で推理小説を書いてどこぞのミステリー大賞に投稿。
「ということは、真の完全犯罪は物語にすらならない。
起承転結の起を起こさせない
自転車でどこかへ
空は曇天
学校へ
先生は職員室で事務に集中
悟史のバットをゲット建設重機の陰に隠す。
日差しが刺すように暑い。頭が一瞬朦朧としかける。
周りを見渡す。

次、死体の処理。
沼に凶器、バイクを捨て、死体は犯行予定地の近くに埋める。
予定地は沙都子の家の近くの林
殺人に対する不安
手足の先端の微妙なブレ。視界が遠くて狭い。
その感覚は晩中治まらなかった。
魅音の家に自分から電話をかけるのは初めて。
電話には魅音が出る。
変にろれつが回ってない感じだ。
「明日の綿流しのお祭りにあいつを連れて行ってやってほしいんだ。」
「どうして?」
妙なところでしつこいというか鋭い。
「俺、実はちょっと明日は用事があって祭りには行けない。だから沙都子を魅音が連れて行ってやってほしい」
「用事って、・・・・」
「たいした用事じゃないんだ多分すぐ片付くと思うけど、・・・ひょっとすると明日は合流できないかもしれない」
「なあ、魅音。明日の夜だけ、沙都子を頼めないか・・・?」
なかなか返事をしてくれなかった。魅音の様子がおかしい。感情が昂ぶってるというか。
「・・・・・・・・嫌・・・・。ぅっく・・・、」
「・・・・・・私、・・・・・・嫌だって、・・・言ったじゃない・・・。私なんかに押し付けられても・・・困るって・・・!」
「べ、別に押し付けるつもりなんかないよ。明日の夜だけでいいんだ。」
「嘘だったじゃない!!」
「綿流しの夜だけって言って。結局ずっとだった・・・・。嘘吐き・・・・・・。あはははは。でも、お相子かな。」
「私、全然、あなたとの約束守ってないから。あの子はずっとほったらかしだし・・・ね」
「あれから・・・ずっと帰ってこないのに、あのこのことをもう一度、押し付けるためだけに、・・・また電話をしてきたんですね。・・・本当に・・・ずるい人・・・」
「・・・ぅっく・・・。・・・・・・・・・・・・・・・ねぇ、あなた・・・・・・・・・悟史くん、・・・なんでしょ・・・?」
魅音の名を呼んだ事で、魅音の呪縛のようなものは解ける・・・。
「あははは。ご、ごめんなんでもないの。ちょっと、圭ちゃんの今の電話にそっくりな電話を・・・昔、受けた事があって」
変なとこで感情的になっちゃった。
同様であった
「圭ちゃんの言い方があまりにもよく似てたんで、あははは」
「そう、転校でもなく、家出でもなく、・・・・消えたの」
「去年、沙都子の〜あれ、・・・悟史ってことは・・・考えられないか?」
「私も実はそれを疑った事がある。悟史には悪いけど」
悟史はきっと俺よりも冷静じゃなかった。おばの撲殺死体がその晩に見つかったから
「大石なんかはそう思ってるみたいだけどね。」
悟史に逃亡資金はなかったと思う、おもちゃ屋のショーケースからぬいぐるみが売れていた。これは誰に言っても信じてくれない。お金もなく逃亡生活できるほど甘くないよ。
沙都子は既に誘ってある。集会所の電話でそのまま電話して誘った。



TIPS緊急
昭和58年6月18日
沙都子の保護が火急であるとの進言書(?



TIPSエ2−3第44号
昭和52年3月17日
沙都子から興宮の生活相談所に電話相談
51年入籍
教育相談所で数度のカウンセリング結果から本児の養父への過度の不信、コミュニケーション不足が原因である可能性高し
田中主査



TIPS主婦撲殺事件担当課御中
昭和57年7月18日
興宮捜査一課高杉課長へ
麻薬犯罪撲滅本部鹿骨支部長 反町尚之
秘匿捜査指定168号事件(雛見沢主婦撲殺事件)
7月3日に麻薬取締法違反の現行犯で逮捕
取調べにて上記事件についての供述があった
7月4日留置場内にて死亡



6/19
空は曇天
夕方から夜半にかけて土砂降り
両親は夕方から祭りに行く予定。
全ての感情が喪失していた。殺人のベストコンディション
物置からシャベルを出す。3つに分解してかばんにしまう事ができる。
遠回りして予定地に到着。誰ともすれ違わなかった。
目星をつけた場所で掘る掘る。
圭一の昔は頭良かった回想。
入塾テストで非凡な成績。が、意味の持たない問題には非常に弱い。
初めは楽しかった。
命令された事に従い、それを期待以上にこなしてみせると褒められる。それが嬉しくて〜
それがいかに貧しい人生かを雛見沢で知った。
いろいろあり、引っ越して環境を変えるのもいいだろう、という話になった。親父の意見で雛見沢への引越しが決まった。
初日から石入り黒板消しのトラップを食らう
ガン牌トランプのジジ抜き。煩悩全開大富豪。町のおもちゃ屋で大暴れ。
弁当勝負・・・
いつの間にか夕方前。
穴は充分
もうすぐ終わる。全部終わる。・・・そう、ひぐらしのなく頃に。

学校には誰もいなかった
だが、油断なく辺りを疑った。
バットを手に取る。
電話どうしよう・・・
営林所のおじさんが現れた。
絶好の偶然。
クラスの連絡網に書かれた沙都子の電話番号は叔父と住む今の家の番号だったのだ。
「鹿骨市興宮警察署ですが〜」
風呂に入ったから表に出たくない。
「前橋と申します」
校舎は開けっ放し
数組の浴衣を着た家族とすれ違う。
木陰に隠したバットを手に取る。
肩からぶつかりバイクを押し倒す。
圭一KOOLになる
鉄平殴打、逃走木立の中へ。
爆音のような雷鳴が轟く。地響きがするくらいに大きくて、火薬の臭いがした。明らかにこれまでとは違う手応え。
鉄平殴っても反応しない、死亡
バイク・自転車の回収を優先。
バイクを沼まで不信な格好をして歩くのを多くの人に見られる。
バイク、バットを沼に捨てる。
自転車を起こし、シャベルを拾いにいく。
ぼーっとしている。
穴を掘った場所が暗くてどこかわからない。
シャベルは輸入物で珍しい。

もうすぐ午後7時
家の灯りがこうこうとまぶしい。
深夜の2時3時と思っていた。
つかれの正体は罪悪感だった。
何も感じられないのは当然。
物置からランタンともう一本のシャベルを探す。
街路樹を覚えていたので死体は見つかった。
幸運だった。
すぐ近くに用水路。そこに流れた雨水があふれ出している。
期待していた以上に地面は緩み、やすやすとシャベルの刃を突き立てれた。
時折、道路に車が通りかかった。
だんだん車の気配を悟れる距離が短くなってきていた。
周囲を見渡した。
誰かいたら?
・・・・・穴をもうひとつ掘る。
きっとギラギラした目つきをしていただろう。
気配は全く無い。
自分の膝が埋まるくらいの深さに。
死体を入れてみよう。
辺り一面をシャベルで掻きまわし耕す。
その場に座り込んだ。
「やったぞくそったれええぇえ!」
仰向けに倒れこむ。

道の脇の草むらに横たえてあった自転車を起こした。
左手でシャベルを持ちの片手運転。
ふらふら運転。
車の接近
横転、自転車に片足が挟まる。
反時計回りに半回転してぎりぎりのところで止まってくれた。
運転手鷹野登場
「こんばんは。月の綺麗な夜ね。前原くん」
「こんな時間にどうしたのかしら?傘もささずに全身ずぶ濡れの泥まみれで。それは何?シャベル?」
「噂じゃあなた、ゴルフクラブで〜そのシャベルも、そういうこと?くすくす、傘の代わりってわけかしら?」
ダム現場で忘れてきて・・・
ダムとは場所も方向も反対よ
殺すか?
「コワイ顔。〜」
「〜そろそろどいてくれるかしら」
片足をぐきっとひねり転んでしまった。
捻挫・・・?
腕時計と車を見比べ思案した後、助手席の扉を開けた。
肩を貸してもらった
「私がやさしい人で良かったわね、くすくす」
自転車。
「トランクはもういっぱいなの。後部座席に積めば、シートが泥で汚れちゃうわ〜」
後部座席には折りたたみ式自転車が
「わかったわ、わかったわ。〜」
後部座席に積んでくれた。
シャベル・・・。
「そんなコワイ目しなくてもいいわよ。」
二度と手放さないように抱く。
「お金持ちがうらやましいわ」
「死体、上手に埋められた?」
「何を言ってるんですか」
「山奥に死体を埋めると野犬とかが臭いを嗅ぎつけて掘り返しちゃうことも多いのよ?
野犬が咥えてた人骨で事件が発覚、警察、一帯を山狩りへなんて事も〜」
車の運転中。殺せない・・・
「・・・・・・ボケもツッコミもなし?」
「私たち相性は良くないみたいね」
寝る
ブレーキで目が覚める。
ひとりで歩けます
鷹野の傘にはいって自転車を押し玄関へ。
「前原くんと二人きりで夜のドライブだったなんて、みんなにはナイショよ?くすくす、特にジロウさんにはね」
「あの後ろに積んであった自転車、富竹さんのですよね?」
フレームも特徴的でしたし
「この自転車がジロウさんのものだなんてこと、ありえると思う・・・?」
「雛見沢に民宿なんてないのよ?ならジロウさんは町に泊まっていることになるわよね。」
バスも町と雛見沢には走っていないし自転車くらいはなきゃね
ジロウさんが車に乗ってないということはジロウさんは雛見沢で自転車無しって事になっちゃうわよ。
「〜ありえないでしょう?」
鷹のような目つきでそう語る。
圭一理解できない。
「あれは私の自転車なのよ。ジロウさんに選んでもらったからセンスが似てるのは間違いないけれどね」
「私とあなたは今夜、出会わなかった」
目的のためにニンゲンの命を奪うことに何の躊躇も無い、超越した人間の持つ独特の覇気。
鷹野さんは俺と同じなのだ。
「それでいいなら、そういうことでもいいです。・・・俺と鷹野さんは今夜、出会わなかった」
「そうよね。・・・あなたにとってもその方がいいでしょうから」
「どうしてそう思うんですか?」
「いちいちうるさいわね。・・・それくらい自分で考えられないの、坊や」
俺とその女から凍てついた殺気が〜
「よかったわね。私がやさしい人で」
一番最初の出会った瞬間がチャンスだった
事故にあえと思った。
玄関の扉へ歩く。
ぐしゃ
歩いてないのに足音。
後ろには誰もいない。疲れだと思って気にしなかった



TIPS地獄の業火
消防に電話
XX高速のXXサービスエリア、裏の山から火と煙
XX山西側
深い森林地帯。ドラム缶に人



TIPS5年目の犠牲者
富竹の現場
大石、後から小宮山
鉄平はまだ
雨は降っていない様子
夕方頃に娘が祭りにその少し後にバイクで出掛けた。
高杉課長から無線



6/20
起きる、気だるさと鷹野を殺さなかった後悔。
もう、昼。
母に説教を食らう。
学校へ、足音が・・・
先生が来るはずの扉とは違う扉から入る。
みんなぽけー
「おはよう諸君。出迎えご苦労であるぞよ?ぬっふっふっふ!」
・・・・シン
「あっははははは!おはよう、圭ちゃん〜」
「圭一くん、まだお祭り気分が抜けてないのかもしれない。はぅ!」
祭りに行ってない。と言おうとすると、
笑いかけながら
「圭一はちゃんとボクの演舞、見ててくれましたですか?」
「うん!ちゃんと見てたよ。あんなにいっぱい拍手してくれたのに、梨花ちゃん、気付かなかったのかな?」
「圭ちゃんに詩音のヤツ、ちょっかい出して来たのを無視してねー!あっはっはっは!詩音、ざまーなかった!あーいい気分!」
「それで・・・あの射的屋の対決って、結局どうなったんですか?」と圭一に富田
「あれは結局、富竹がビリだったのですよ。みんなで楽しく罰ゲームをしましたです」
「あっはっはっは!梨花ちゃんも実質、ビリみたいなもんだったじゃない!あそこで・・・起死回生の大技でガムをゲットとは・・・さすがはわが部の部員!見事だったよ!!」
あそこでみーみー泣くのは古手だけに許される大技っす!
と岡村が圭一の方に向かって
みんなは梨花ちゃん以外がやったら反則だーと大笑いした。
梨花ちゃんはそれを聞いて圭一に笑いかける
レナも俺の方向へ振り返り、小声で
「でも本当に。・・・ありがとね。圭一くん」
「・・・・・・・・・・・・・・何がだよ」
「あのでっかいぬいぐるみ
・・・・・・・・すっごい嬉しかった。大事に枕元においてるんだよ。・・・ちゃんと寝る前にお休みのキスしちゃった。はう〜☆」
「ぬいぐるみがどうしたって?」
「どうしたってほら。昨日のお祭りで、みんなで頑張って落としたよ?でっかいぬいぐるみ」
「でっかい、・・・ぬいぐるみ」
レナはきょとんとした様子だったが、笑顔を浮かべながら答えてくれた。
「なかなか倒せないから、額を狙ったり、素早く何発も打ったりしていろいろと試したんだよね。それで圭一くん、鉄砲を何丁も予め用意して、素早く打ってみせてくれたんだよね!カッコよかった・・・はう〜!」
「あの後の飲み会でさ、町内会の会長連中にも圭ちゃんの売り口上に惚れたーって騒いでたのは、子ども会の公由徳三会長だったかな?次の祭りではぜひ圭ちゃんに何店舗か任せたいって言ってた!」
「徳三は、お祭りの実行委員会の模擬店部長さんなのです」
前原さんって〜
「圭一くんって売り子さんの才能があるんだね!きっとバナナの叩き売りとかやったら、上手だと思うよ〜」
「・・・・・・さっきから何の話だよ。大体俺・・・・」
次の言葉を飲み込む。
雛見沢では昨日の祭りに前原圭一は現れ、部活メンバーと共に綿流し編→鬼殺し編の祭りと頑張った。
大勢に揉まれ仲間はばらばらになってしまった。奉納演舞をほったらかしにして遊びに行こうと話しかけてきた詩音を俺は断り、最後まで見守った。
誰だ?
先生にお説教。
空気は乾いている感じ、雛見沢から嫌われてるような。
レナにいつ圭一と合流したか聞く。
言い訳は昨日寝不足で半分頭がぼおっとなってて〜
「圭一くん、最初は来れないって言ってたんだよね?魅ぃちゃんの家にそう電話したんでしょ?」
「沙都子ちゃんを誘ってあげようって言うのは、みんなでお祭りの準備をしてた時に決めたんだよ。・・・少しでも、叔父さんの姿の見えないところに連れ出してあげようと思って。」
「それでみんなでレナと魅ぃちゃんと梨花ちゃんで、沙都子ちゃんの家に行って、沙都子ちゃんを連れ出して」
「・・・沙都子ちゃんの叔父さん、すっごく意地悪そうな人だった」
俺は〜
「・・・そんなことも忘れちゃってるの?・・・圭一くん、だから祭の前の日は、よく寝たほうがいいよって言ったのに・・・」
だから俺は〜
レナにごめんと謝る
「境内でだよ。ひょっこりと。梨花ちゃんと話してたじゃない」
「うん。巫女さん姿の梨花ちゃんと楽しそうに話していた。それでレナも加わって、はう〜〜、お持ち帰り〜って」
「梨花ちゃんと、話してたのか・・・」
「圭ちゃん、用事か何かあったんじゃない?って私が聞いたらさ。圭ちゃん、胸を叩きながら自分で言ったじゃないのよ。用事なんかより祭で大暴れする方が大切だぜーって」
先生が席を外したので梨花ちゃんに聞いてみた。
「・・・圭一とですか?」
梨花ちゃんも上の言い訳で納得してくれた。
「・・・圭一と会ったのは、集会所から村長さんたちと出てきたときなのです。圭一は祭具殿の扉の前にいましたのですよ」
え?祭具殿?
「・・・村長さんが、そこは神聖な場所だからみだりに近寄ってはならにゅーと怒りましたですよ・・・?圭一、それも忘れてしまいましたですか?」
家に帰ったのはおふくろが寝てから、〜
ならば前原圭一は悟史と同じように突然に消えた・・・
放課後。
魅音もレナも梨花ちゃんも荷物をまとめている。
沙都子は?
同様
沙都子を引き止める
「・・・・・・・何ですの・・・?私、ちゃんと水やり当番もやりましたし、プリントだってちゃんと・・・、」
ひさしぶりにやらないか?部活!
沙都子がいいならという条件付き。
「・・・その、・・・お気持ちはうれしいでございますけど・・・、」
圭一くうきがわからない
「・・・・・・・・・・放っておいて下さいまし。・・・私だって、・・・そりゃ部活がまたやれたらと思っていますわよ・・・」
「沙都子だって昨日、みんなで〜」
・・・あ、・・・とレナが声をかけようとしたが、ちょっと遅かった。
「圭一さん、何を言ってますの?」
「・・・・・・私がお祭りで楽しく、・・・いつ遊んだって言うんですの?楽しく遊んだのは、圭一さんだけじゃありませんの」
みんな俯いてた。
「・・・・・・・・・・沙都子ちゃん途中で帰っちゃったの。神社には、行かなかった」
どうして?
「叔父が家で待ってるのに、・・・一人だけ遊んでると悪いって言って。神社の直前で」
「私たちも、引き止めたんだよ。今日は叔父さん公認だから、ちゃんと遊んでも怒られないんだよって・・・」
沙都子泣く
「・・・圭一さんはいいですわね・・・。みんなで楽しくお祭一夜を過ごせて。聞けば、大層盛り上がって大活躍だったそうじゃないですの。お羨ましいことですわ」
「私には、養わなければならない叔父がいますの。圭一さんみたいに、・・・ご両親にのんびり養ってもらってる人とは・・・わけが違いますですのよ・・・!」
「沙都子・・・・・」
「・・・楽しくお祭りが過ごせてよかったですわね・・・!私の分まで楽しく過ごせて本当におよろしかったことですこと!!私だって・・・部活がしたいですわ!!みんなで楽しく大騒ぎして・・・楽しくて楽しくて・・・!!!」
「でも・・・今の私、・・・そんなの、そんなのッ・・」
帰ってこないんだろ?
誰が?

「何を言ってますの、圭一さんは・・・ッ!!」
「あいつがいついなくなったって言うんですの?!いつ!いつ!」
昨日帰ってこなかっただろ?
「圭一さんが何を言ってるのか・・・全然わかりませんでしてよッ?!」
「さ、沙都子こそ・・・何を言ってんだよ?!だって・・・あの男は・・・、」
「昨日だって・・・私にいっぱい意地悪して・・・!!怒鳴って!わめいて!!当り散らして!!作ったご飯を投げられた!!お味噌汁もひっくり返された!!熱かった!」
「汚かった!!そしてお掃除も私がした!!私が!!私がッ!!」
わーん
(視界反転)
「あいつ・・・え、・・・・・いる・・・・?」
「今朝だって・・・朝ご飯の時は起こせって言われたから起こしたのに・・・、・・・怒られた!!起こさなかったらまた怒るのに、起こしても怒られた・・・!!わあああああん」
「・・・沙都子・・・」
梨花ちゃんが沙都子に寄り添い、慰めの言葉を2、3。
沙都子は拒絶
にーにー早く帰ってきて
沙都子廊下に梨花ちゃんも。
魅音
帰ってこないって何?
「レナも聞いたよ。〜」
「どうして?何で帰ってこないの?」
「おかしいよねぇ。だって、今朝もちゃんと沙都子ちゃんの叔父さんは〜」
「圭ちゃん言ってることがさっきから変〜」
「圭ちゃんは、沙都子の叔父さんがいると、何か都合の悪いことでもあるわけぇ〜」
何言ってんだいない方がいいに決まってるだろ
「うん」
「それはもちろん、いない方がいいよね。よね。」
気付けば濁った目の二人
「沙都子の叔父は確かに嫌なヤツだよね。私もいなくなった方がいいヤツだと思うよー。でもさ、居るわけだし。仕方ないじゃない。」
仕方ないけど沙都子が・・・
「仕方がなければ、どうするのかな?」
目戻る。
それは・・・
「放っておきなよ。その内、解決しちゃうと思うしさ」
「沙都子ちゃんが、叔父さんが居るって言ってるんだから、居る。ちゃんと昨日も居たし今朝も居る。そうならそうでいいんじゃないかな。かな。」
帰ろうよ。
「帰ったらね、今日は久しぶりにレナ、宝探しに行くつもりなんだ。魅ぃちゃんも来るんだよ」
「圭ちゃんも一緒に行こ」
「もちろん拒否権は、ないからね」

二人に挟まれるように下校。
立ち止まったとき遠かったが足音がひとつ余計に聞こえた。
魅音と別れ
家で待っててね、すぐ迎えに行くよ
俺ちょっと用事があるんだ。
「用事?何の?」
用事だよ用事。
「〜魅ぃちゃんとはダム現場で待ち合わせって言って別れちゃった後なのに」
ご、ごめん
「本当に?」
ヘッドエイク
「本当に?」
目濁る
「・・・・・・・・・・・・なら、仕方ないね」
目戻る
診療所はたまに早くしまるからすぐ行ったほうがよい。
ありがとう
「必ず行くんだよ。病院」
行くよ
本当に行くんだよ
行く
「ちゃんと行くよ。何なら明日、病院のレシート持って行ってもいい」
「あ、それいいね。必ずもらっておいてね。レナ明日見るから」
レナたちが監視しているとしか思えない。
病院に行く事にした。
その前に学校へ、悟史のバットはロッカーに無い。
商店街を抜け診療所へ。
待合室には老人がひとり。
5時前
監督が医者
全身に切り傷
監督実行委員の役員。
祭りには行ったが、本部テントでずっと会長たちと酒を飲んでいて祭りは見ていない。
俺に瓜二つな人間が居ることがありえるかと聞いた。
瓜二つの人間が2人居る・ドッペルゲンガーおとぎ話。
「祭りには行ってないんです」
そうですか。〜
「俺は祭りに行っていないのに、みんなが言うには俺は祭りに居たらしいんですよ。こんな事って?」
・・・祭りに言ったが記憶に無い?
いいえ、別の用事をしていました。
それを証明できますか。
ぅ・・・・
少し横になりましょう
遠慮します
神経に昂ぶりがあるようです。鎮静剤を注射して、目を〜
異常者じゃない!!
謝ります落ち着いて
絶対に祭りには行ってない!
わかっています、深呼吸を
全然わかってない!
私は信じますよ
カルテにドイツ語で小さくさらっと
あの時間に何をしていたか全部話さないと信じませんか?
いいえ、信じます。
〜沙都子の叔父を殺していたからです。
「あなたが沙都子ちゃんの叔父さんを?」
「はい、俺が昨日の夜。殺しました」
どうしてそんなことを・・・それは愚問
沙都子を救うもっとも直接的な方法と思って
監督との問答
矛盾が無いか重箱の隅をつつくように。
信じます
「沙都子ちゃんを救ってくれてありがとう」
でも沙都子は帰ってきたと言うんです。
殺害を丸めたポスター、監督で再現
確実に死んでいる。
叔父ではなく別の人では?
特徴を比べてみる
沙都子が昔、背中に虎だかなんだかの刺青があると言っていた。
6時前
監督紅茶を入れに。
監督と二人の白衣
「紅茶ですね。用意します」(男)
「睡眠導入剤を入れて。種類は任せます。味はミルクと砂糖で誤魔化してください」
「急激な眠気に、不信感を抱く可能性もあります。興奮状態に陥って暴れだす可能性も」(男)
「その場合は取り押さえましょう。男性スタッフはまだ何人か残ってますか?」
「山狗が1人。それに私たちを含めて3人です」
「作話か虚言の兆候があり、特に昨日の記憶が完全に混乱。虚実の区別の喪失。多重人格等の精神障害に酷似しています。でも、こんな急激な精神障害の発祥は・・・普通では考えられません・・・」
「あるいは、先天的もしくは引越し前からそういう兆候があったのか。・・・引越し前に精神科の通院例がないか調べたいところです。・・・・・・とにかく前原さんには穏便にお休みいただきます」
「前原さんのご両親にも連絡しておいた方がよいですね。なんと言えばいいか、言葉が思いつきませんが・・・。・・・・・・彼の自宅の電話番号を調べておいてください」
監督なんか死んじゃえ
ノーネクタイワイシャツの男
「入江先生・・・!大変です・・・!!鷹野さんが・・・見つかりました!」
「鷹野さんが?一体どこに・・・」
「そ、それが・・・!山中で焼死体で発見されたらしく・・・、」
しんだ?それは事故ですか?
「・・・県警の発表では他殺の可能性が極めて高いと・・・」
「リサさんが死に、鷹野さんが死に。〜」
紅茶の準備を
女の看護士
「入江先生〜。あーいらっしゃいましたかお電話です。」
今忙しいかけなおすと、誰からです?
大石からですけど
「悪いタイミングですね。・・・・・・出ます出ます」
逃げること。。。
脳内に急激にアドレナリンが充満し、体があの夜のように鋭利に動くようになる。体表面の温度が急激に冷却され、全細胞への伝達経路が拡幅する。〜
後方の窓ガラスは開く。窓の外は駐車場。駐車場は無人でそばには自転車。

家に帰る。雨が降り出す。
確かめたい事それは死体の背中。
ランタンを置き忘れた・・・
シャベルを片手に例のところへ
ランタン発見
穴掘り。
暗くなったのでランタンを明るさ1でつけた
影絵の世界
その一番大きな影絵が動いた。
大石登場
「こんばんは。・・・んっふっふっふ、月の綺麗な晩ですねぇ」
しゃがみ込んだ
「お、大石・・・・・・・」
「目上の人には〜」
雨ガッパを着た男たちがずらりと5〜6人
「どうぞ、私たちのことは気にしないで下さい。森の木立だと思って」
「〜穴掘りをお続けになって下さい」
「こんな時間にこんな土砂降りの中で。そんなにも〜」
大石たちのいびり。
こいつが現れてから全てがおかしくなった。
こんなにも昨日深く掘っていない。
大石が合図すると男達はシャベルを取り出し圭一を放った。
大石が目線を合わせて
「前原圭一さん。あなたの趣味は雨の夜の穴掘りですかな?」
バケツで泥かけ
そんなヤツいるか
「あの穴を掘ると、何が出てくるんですかな?私はなさか爺さんの〜憧れでしてねぇ」
・・・・
お前も死ね!!!
「反抗的な目つきですねぇ。〜」
「大石さん」
掘り出したのは配水管恐らく用水路につながっている。
「掘る場所を間違えました?」
「初めのうちは掘り返す感触〜」
「ここには穴があって、何もなくただそのまま埋めなおされたと」
大石は無視して行った。

俺は再び鬼にならねば



TIPS恨み帳?
くさいといわれた〜
きっとこいつも何かに乗り移られている。だってこれは、死んだあの男が言っていたのと同じこと。
あの男がいったことをどうしてこいつが知っているのか。
それは決まってる。あの男に乗り移っていたものと同じものが、こいつにも乗り移っているからだ。
私の家の前に、突然の地震で大きな裂け目でもできないだろうか。できたならきっと、あいつはそれを覗き込むに違いない。
そうしたら、あとはドンと突き落とすのみ。そのチャンスが訪れるまで、私は負けたりなんかしない。
負けるもんか泣くもんか。負けるもんか泣くもんか。あぁ、また誰かが謝りだす・・・。



6/21
朝5時
圭一、自らが鬼になったことで鬼にふさわしい世界に落ちた、つまり悟史も?
ぺたぺた悟史説を出す。
両親に気取られぬよう家を抜け出す。
ここ数日夜遊びの過ぎる俺を捕まえれば、相当〜
(両親に会っていない)
物置から鉈を取り出す。
自転車にまたがり沙都子のところへ。
途中畑のあぜで老人が手を振っていた。さわやかに振りかえした。
家に断りなく入った。沙都子には何とか言って外に出てもらうことにする。
人の気配が無い
食堂のご飯は間違いなく沙都子が作ったもの。惣菜の包みのナンバリングは830620。
1983年、6月20日
風呂場から湯沸かし器の異音。
沙都子は脱衣所の床に倒れるような格好で、気を失っていた。バスタオルの上に横たえる。すごい熱だ。
うぐおぉおぉおお!!
圭一破壊
ガラス窓、壁
沙都子の救助を優先する。
バスタオルで包み診療所まで連れて行くことにする。
診療所の前には赤い回転灯
3台のパトカー
沙都子を茂みに待たせて様子見に。
紅茶のうちの一人と警察
「じゃあつまり、最初に見つけたのは朝当番のあなただったと。それで?どんな感じだったんです?」
「事務室の所長席のソファーに座って、居眠りをしているように見えました」
「で、机の上に水差しと空き瓶になった睡眠薬があったんで、あなたはすぐに睡眠薬で自殺したんだと考えたと。それで?」
「高熱と瞳孔の拡大に重度の意識障害も見られました。睡眠薬中毒の典型的な重症例だと思いましたので、ただちに対応に入りました」
「警察も救急も呼ばずに?」
「ここは病院で私は医師ですよ!生命が危険な状態にあるなら、直ちに治療して当然です!」
「あぁあぁ、まぁいいからいいから・・・。それで?」
「呼吸が不正常だったので人工呼吸を施しました。効果が出なかったので人工呼吸器の準備を、」
「あーはいはい。それでつまり、いろいろ頑張ったけど、結局ダメだったと。そういうわけですよね。通報は死んでから直ちに?」
「はい。・・・・・・救うことができず、とても残念です」
パトカーの無線
「もしもし、小宮山です。〜睡眠薬での自殺みたいですね。遺書の類はなし」
応援が向かいました、課長から、そちらは応援に任せて大石車の捜索にもどれとのこと
背後から沙都子
監督の死を知り泣く
圭一謝る。
沙都子服を取りに家に戻ろうとする。
「梨花の家に行きますわよ。・・・私の服、あるはずですから。・・・・・・・・どうしたんですの?圭一さん・・・」
この数日おかしい
綿流しの日〜
実は俺祭りに行ってないって言ったら信じるか?
あの日からおかしいんだ。いつの間にか、変な足音がぺたぺたと付いてくるようになって・・・
「足音がぺたぺた?」
「そうなんだ。最初は気のせいだと思ってたけど、ずっと付いてくるんだ。多分、今も付いてきてる。沙都子の足音と混じって、よく聞き分けられないけれど」
「綿流しの日、俺は祭りに行かず、あることをしていたんだ。ずっとだぞ。眠ったり〜」

あの時は感情的に〜
「あの夜、鷹野さんに会ったんだ。それで見下されたと思って、俺は心の中で念じたんだ。お前なんか死んじまえ。って」
鷹野さんの雰囲気わからなくもないでしてよ
死んだんだ
本当ですの?
警察の大石ってヤツも
小さく頷く
警察の話から行方不明になってるらしい
本当の話ですの
俺が念じたら死んだんだ。
もっとおかしいのはお前の叔父なんだ

俺が殺したんだこの手でッ!
沙都子圭一にふんわり帰れと伝える。
拒絶
神社の階段を登ると沙都子ふらふら
カラスが賽銭箱付近に群がっている。
ゴミ袋?
うわあああ
梨花ちゃん仰向け大の字
腹を縦に引き裂かれてるんだッ!!!
視界が色彩を失い頭痛とめまい吐き気
鉈の新聞紙が抜け落ちる
沙都子それを見る
圭一から逃げる。
拒絶する
「ちょっと意地悪だったけど・・・楽しくて、・・・やさしい・・・一度は・・・本当のにーにーかもしれないとまで思ったのに・・・・・・どうしてそんな風になってしまったんですのッ!!」
どうしてどうして
毎日が光ってたのに・・・・・・
「近寄らないでええええええ!!この人殺しぃいいい!!」
どうして
橋の上
圭一ようやく鉈を捨て、沙都子の提案により両手を頭の上で組み後ろを向いた。
沙都子は起き上がり圭一の背中のすぐそばまで来た。
「・・・・・・・・・・・・・圭一さんが悪くないのは、・・・何となく、・・・薄々わかっていましたわ」
「え?」
「・・・・・・・多分、・・・あなたは・・・何か悪いものに乗り移られただけなんですの・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・さっきまでは・・・圭一さんが殺人鬼なんだと思ってたけど、・・・私、わかりましたの。・・・あなたの目を見ていたら」
「圭一さんが、・・・人殺しなんかするわけがない。・・・・・・恵一さんの体を・・・何か悪いものが乗っ取って・・・悪事に駆り立てただけ」
「・・・・・・・・・思えば、・・・・・・・・・ひょっとすると・・・。あの人たちも、・・・圭一さんと同じものに乗り移られていたのかもしれない」
「・・・あの時は・・・殺されるとしか思わなかったから、・・・そこまでは考えが及ばなかったけど・・・。・・・今ならわかる。・・・・・・あれは・・・乗り移った、・・・何か悪いものの仕業だった」
「沙都子・・・何の・・・話だ?」
「・・・・・・わかってるんですの、・・・私。・・・・・・身に覚えが、・・・ないわけじゃないんですのよ・・・」
「祭具殿の屋根に、よじ登ったことがありますの。・・・何年も前のことですわ」
沙都子はかくれんぼで屋根に上り身を隠した。通気窓から中に入れた。外れかかっていた格子を外し中に飛び降りた。鳥かごのようなものから下がってる鎖をよじのぼって通気窓に戻った。
その時金具が外れて籠が落ちオヤシロさまの片腕をもぎ取り祭具も破壊した。
梨花の父親は梨花がしたものと思って梨花をものすごい形相で叱った。
私は名乗り出るべきだった。
それからだ”世界”がおかしくなったのは。
「わかってますの、私には。・・・これは、・・・オヤシロさまの、・・・祟りだ、って。・・・あの時、祭具殿を汚して、親友を見捨てた私への・・・天罰た、って」
「・・・・・・父も母も、・・・濁流に消えた。・・・意地悪だった叔母も死んだけど、・・・誰よりも私を可愛がってくれた・・・にーにーも私を捨てて・・・家出してしまった。・・・そして・・・」
「・・・・・・そして!!・・・圭一さんが転校してきて・・・やっと楽しい毎日が戻ってきたと思ったのに、・・・今度は・・・圭一さんが取り憑かれて・・・。・・・梨花も・・・殺されて・・・」
「ぅうううぅううぅううッ!!・・・・・・聞いたの私!」
「オヤシロさまは・・・本当に祟りを成すときは・・・本人をすぐに殺さないんだ、って!!親しい人から順に殺して・・・みんな殺してから・・・最後に殺すんだ、ってッ!!」
「だから・・・圭一さんも・・・祟りにやられて・・・・・・うううぅ!!きっと・・・今度はレナさんや魅音さんが祟られてしまうんですわ!!」
「そして・・・殺したり・・・殺されたり・・・!!もう・・・いやッ!嫌ぁああぁあああああッ!!!」
「・・・落ち着けよ沙都子!!祟りなんかない!誰もお前をいじめたりなんかしないって!!」
振り返ろうとした瞬間沢へ突き飛ばされた。
それは・・・始めて見る顔。般若のような形相。
「死んじゃえ人殺しぃいいいぃ!!返してよ!にーにーを返してよ!!梨花やお母さんを、・・・圭一さんを返してよ!!」
橋を揺らす
「私は・・・お前なんかには負けないんですのよ・・・!!祟りなんかに・・・負けてたまるもんですかッ!!お前なんかには負けない!」
「みんなを奪った・・・お前に絶対に負けたりなんかしないいいいいいぃいいいぃいいいいぃいッ!!!」
「・・・・・・・・・・・・・沙都子。・・・・・・これだけは、・・・聞いてくれ」
沙都子の興奮を醒ます表情
「・・・・・・・・・俺のしたことは、・・・確かに、褒められるものじゃない。・・・いや、・・・いけないことだったかもしれない。・・・だけど、・・・・・・お前に幸せになってほしくって、・・・したことだったんだ」
「・・・それだけは・・・信じてくれ」
「・・・・・・こ、・・・こいつ・・・!最後の・・・最後で・・・・・・、圭一さんのふりを・・・!!」
お前が笑っていないと・・・駄目なんだ
俺が消えたら・・・・・・笑ってくれ。俺が死ぬ事で新しい生活を迎えたなら・・・それだけ約束してくれないか
「しゃべるな!!圭一さんの口調でしゃべるな!!落ちろおちてしまえええええ!」
雛見沢の死を願った



6/22
頭ががんがんする
車から取り外されたらしい壊れたシートがひっくり返っていた。
奇跡だった。
獣道を歩き見知った道を見つけると診療所へ向かった。
腐卵臭がする。セミの声が無い。静かな雛見沢。
木々は黄色くなり、
路上には季節外れなたくさんの落ち葉。雑草すら勢いを失っている。
小さな昆虫たちが何匹か、仰向けになって転がっていた。
学校に着いた。
トラックが
その横には白い字で『陸上自衛隊』
ペプシに捕まりジープに乗せられる。
防毒マスクを被るように指示される。
なにがあったんですか?
君はどこで何を?
落っこちて気絶してました。いつかもわかりません
6・22水曜日だ。
何があったんですか?訓練?
「ラジオ、奥野官房長官・緒方記者」
時刻は深夜2〜4時比重の重い火山性ガスが沢を伝って雛見沢全戸へ
午前3時
興宮の新聞販売店が、朝刊を運ぶ車を雛見沢の出張所に送っていた。いつもなら到着すると伝えてくる事務連絡の電話が、その日に限り、なかった。
店主は電話を繰り返すが、応答が無い。様子を見てくるように、長男を向かわせたが、これも音信不通になった・・・。
午前6時
雛見沢地区に近い住民から、卵の腐乱臭、めまい・吐き気・頭痛などを訴える119番通報が続々と入った。
午前6時半
雛見沢地区に巡回に向かった警邏車から、卵の腐乱臭を伝える連絡を最後に通信途絶。
地元警察は致死性の高いガスによる広域災害の可能性があるとして、午前7時15分、県と県警本部に通報した。午前8時
知事は近県への視察旅行中であったため、規定に従い県環境防災部長が臨時の本部長となり災害対策本部を設置
午前9時12分
県本部の助言を受け、県知事は自衛隊に災害派遣を要請。
ガスは二酸化炭素と硫化水素の混合ガス
「なんですか、・・・・・それ」
診療所へ
ズタ袋が死体ということに気がついて生きるのをやめた。
ついてくる足跡がなくなっていた。



TIPS照会要請
興宮警察署 指令センター通信記録
6月20日20時8分
大石からナンバー照会要請
大石車応答なくなる。電波障害?



某日
書類
鬼ヶ淵沼よりガス発生
犠牲者1200余名
行方不明者20余名
鬼ヶ淵沼の直下にマグマ溜りと温泉。
災害を逃れた雛見沢住人の親類筋も体調不良を訴え入院その一部が原因不明の病死。
オヤシロさまに取り憑かれたと自称する親類筋の何人かが奇怪な方法で自殺を遂げる。
現在雛見沢は封鎖上空の飛行も禁止
一度は封鎖が解除されたが、同年秋に再びガスの噴出一帯を封鎖
最終的な生存者は圭一のみ
救出時はガスによる肺水腫をおこしていた

19日
富竹ジロウ(本名不明)
村内にて自殺?
捜査中断

鷹野三四
中部地方の山中にて絞殺
遺体は焼かれる
捜査継続

20日
大石蔵人
行方不明
捜査継続

熊谷勝也
行方不明
捜査継続

21日
入江京介
診療所内で自殺?
捜査中断

古手梨花
神社にて他殺?
捜査中断

22日
竜宮礼奈
雛見沢大災害にて死亡

園崎魅音
雛見沢大災害にて死亡

園崎お魎
雛見沢大災害にて死亡

北条沙都子
行方不明

北条鉄平
行方不明

前原伊知郎
雛見沢大災害にて死亡

前原藍子
雛見沢大災害にて死亡

富田大樹
雛見沢大災害にて死亡

岡村傑
雛見沢大災害にて死亡

知恵留美子
大災害避難中に事故死

公由喜一郎
雛見沢大災害にて死亡

亀田幸一
大災害避難中に事故死

8月
11日
葛西辰由
収容先の病院で死亡

27日
園崎詩音
収容先の病院で自殺
捜査は終了



平成15年晩夏
記者が質問して圭一ピヨピヨ
58年
11月29日足音また増える



お楽しみ会
魅音:富竹は時報w
沙都子の叔父、大石、を爆殺し、魅音の機嫌をとって、富竹をオヤシロさまにささげれば万事解決か?


モドル
祟殺し編考察へ   祟殺し編謎へ